国内随一! 一流施設が揃う宮崎県内の野球場紹介〜プロ野球キャンプ地編〜【2024年版】

毎年プロ野球チームのキャンプが行われている宮崎県。
古くは読売ジャイアンツが1955年、広島東洋カープも1963年より県内でキャンプを張っているようです。
他にもWBCの事前合宿は第2回大会以降、毎回行われています。
2004年からは国内外16チームが参加するフェニックスリーグも開催されており、22日間で144試合(2023年の場合)を消化できる環境が整っています。
そんな宮崎県内の野球場情報をまとまてみました。

ひなたサンマリンスタジアム宮崎(宮崎市)

2001年に開場した、宮崎県を代表するサンマリンスタジアム。

毎年のキャンプシーズンには、読売ジャイアンツの1軍が使用しており、
WBC合宿のメイン会場もこちら。
甲子園出場をかけた夏の選手権大会のメインスタジアムでもあります。

所在地 / 〒889-2151 宮崎市大字熊野2206-1

【アクセス】

  • 路線バス

宮崎駅発日南・飫肥行き(宮崎空港経由)、宮崎駅発青島・白浜入口行き(空港は経由せず) →「運動公園前」下車後、徒歩約20分
■宮崎空港駅から〈約16分〉・・・片道370円
■宮崎駅から〈約21分〉・・・片道620円
■南宮崎駅から〈約17分〉・・・片道480円

  • 電車

JR日南線「木花駅」または「運動公園駅」下車後、徒歩約20分
【木花駅ご利用の場合】
■宮崎空港駅から〈約25分〉・・・片道360円
■宮崎駅から〈約20分〉・・・片道280円
■南宮崎駅から〈約15分〉・・・片道230円

駐車場・料金

【土日祝日のみ有料】

普通自動車(乗員定員11人以上のもの):600円
大型特殊自動車:600円
普通自動車(乗員定員10人以下のもの):300円
小型自動車(二輪自動車を除く):300円
小型特殊自動車:300円
軽自動車(二輪自動車を除く):300円
二輪自動車:100円
原動機付自転車:100円

球場周辺駐車場台数 / 1,190台

総合運動公園内、北駐車場がスタジアムの最寄りになります。
イベント時や競技大会がある日は大変混み合います。
特に駐車料金を支払う出口は1〜2箇所しかなく、混みやすいのでご注意ください。

併設施設

ひなた宮崎県総合運動公園|公益財団法人宮崎県スポーツ施設協会
当協会は、宮崎総合運動公園・宮崎県体育館・宮崎県ライフル射撃競技場など、宮崎県有のスポーツ施設を管理・運営している団体です。

ひなたひむかスタジアム(宮崎市)

ひなたサンマリンスタジアムと同じ宮崎県総合運動公園内に位置するひむかスタジアム。
2001年にサンマリンスタジアムが開場するまでは宮崎県を代表する球場で、
読売ジャイアンツのキャンプ地として長らく活躍していました。
現在も読売ジャイアンツ2軍のキャンプ地、アマチュア選手たちの大会(少年・中学・高校野球、社会人野球など)で使用されている現役バリバリの球場です。
私(30代男)としては、ここでキャンプしていた長嶋茂雄氏や松井秀喜氏、桑田真澄コーチをはじめとした往年スター選手の姿が色濃く記憶にあります。

https://www.miyazaki-spokyo.jp/sougou/

アクセスはサンマリンスタジアムと同様です。
注意点とすれば、総合運動公園内駐車場の位置です。
サンマリンスタジアムの最寄りは北駐車場でしたが、ひむかスタジアムは中央第2駐車場(442台駐車可能)が1番近い駐車場になります。
そして電車の最寄駅「運動公園駅」からは10分くらいなので、サンマリンスタジアムより近くに位置しています。

アイビースタジアム(宮崎市)

福岡ソフトバンクホークスのキャンプ地です。
サンマリンスタジアム宮崎同様、高校野球の大会ではメインスタジアムとなります。

【アクセス】

市街地より離れており、路線バスも土日のみ1日3便しか出ていません。
2024年ソフトバンクのキャンプシーズンには、宮崎駅や橘通りなど市街地からの臨時バスが平日15便、土日祝日22便運行しているようです。→ 後述の「三球シャトル」をおすすめします。
運賃:宮崎駅〜生目の杜運動公園 370円

【駐車場・料金】

東駐車場 151 台(うち 身障者用 4 台)
西駐車場 186 台(うち 身障者用 6 台、大型車 4 台)
南駐車場 964 台(うち 身障者用 14 台、大型車 21 台、中型車 14 台)
合計 1301 台

大型バス(乗車定員が30人以上のバス):200円
マイクロバス(乗車定員が11人以上30人未満のバス):200円
自動車(大型バス、マイクロバス、自動二輪車以外):100円

[対象日]
※ 日曜日、土曜日又は休日において、午前10時から午後6時までの間に利用する場合
※ ソフトバンクホークスキャンプにおいて、午前10時から午後6時までの間に利用する場合

併設施設

リンク 宮崎市生目の杜運動公園 https://ikimenomori.jp/facilities/

第2野球場(アイビースタジアム隣)(宮崎市)

アイビースタジアムに隣接する球場です。
中学生以下カテゴリーの大会が行われたり、それ以上の年代では練習試合や合宿など非公式な試合が行える球場です。
毎年10月に行われるプロ野球のフェニックスリーグやソフトバンクホークスのキャンプで使用されていることで認知されています。

この球場で試合や練習を見れるメリットは、「グラウンドとの距離の近さ」に限ります。
特にプルペンでは選手の息づかいまで聞こえてきそうな至距離で観戦できるのはこの球場ならではないでしょうか。
その代わり、と言うわけではありませんがゆっくり腰を下ろせるようなベンチはバックネット裏に3段くらいあるだけで、立ち見がメインとなります。

アクセスはアイビースタジアム同様です。
お車の方は西駐車場に停めると、降りてすぐ球場にアクセスできます。

SOKKENスタジアム(宮崎市)

宮崎市清武総合運動公園内に位置しています。
2014年にスタンドがリニューアルし、真新しさをかもし出す球場です。
2015年よりオリックスバファローズがキャンプ地として利用しています。
サンマリンスタジアムやアイビースタジアムに規模では劣りながらも、小学〜大学、社会人の公式戦も行われている本格的な球場といえるでしょう。
球場名は清武町出身の儒学者・安井息軒氏に由来しています。

所在地:〒889-1602 宮崎県宮崎市清武町今泉甲530番地

【アクセス】

・車

清武駅から約10分
清武I.C.から約5分
宮崎空港から約20分
宮崎市内中心部から約20分

・バス

宮崎交通バス 最寄り停留所「(たにのくち)」より徒歩20分
宮崎駅〜谷の口 約40分
宮交シティ〜谷の口 約20分
上記バスは1日2便のみなので、後述の「三球シャトル」をおすすめします。

・電車

JR日豊本線「清武駅」徒歩約50分
【清武駅ご利用の場合】
■宮崎空港駅から〈約30分〉・・・片道360円
■宮崎駅から〈約15分〉・・・片道230円
■南宮崎駅から〈約8分〉・・・片道210円

【駐車場・料金】

第1駐車場(普通246台 障がい者用6台 大型10台)
第2駐車場(普通85台)
第3駐車場(普通65台 障がい者用2台 大型4台)
第4駐車場(普通20台)
第5駐車場(普通車143台 障がい者用2台)
第6駐車場(普通車41台 障がい者用7台)
第7駐車場(普通163台 障がい者用2台 大型2台)

駐車料金 : 無料

第2野球場(SOKKENスタジアム隣)(宮崎市)

SOKKENスタジアムに隣接する第2球場。
2015年に新設された真新しい球場です。
小学〜大学、社会人野球の試合で使用されるほか、オリックスキャンプ中は2軍の拠点となります。

アイビースタジアムの第2球場同様、大掛かりなスタンドはなく、立ち見がメインとなります。

天福球場(日南市)

広島東洋カープが1962年の開場とともにキャンプを実施している球場。
2005年には老朽化のため工事が行われました。
駅からのアクセスも良く、県外からも行きやすい立地となっています。

【アクセス】

・JR

JR日南線「油津駅」まで
宮崎空港駅から 1,060円 (約90分)
宮崎駅から   1,110円 (約90分)
南宮崎駅から  1,000円 (約80分)

JR油津駅より、650m。徒歩10分。

日南総合運動公園野球場(東光寺球場)(日南市)

広島カープが主に2軍キャンプ地として使用する東光寺球場。
1軍が使用する天福球場からは5km離れている上、日南駅からも2km強の距離にあり徒歩では30分かかるため、車かタクシーの利用がおすすめ。
最寄駅となるJR日南駅は、天福球場の最寄駅、JR油津駅よりひと駅となりとなります。
運行間隔は40〜90分間隔と本数が少ないので、利用する際は必ずご確認を。

南郷スタジアム(日南市南郷町)

埼玉西武ライオンズがキャンプを張っています。
キャンプ観戦していて感じるのは、練習場間の「高低差」。
メイン球場とサブ球場、ブルペンとの間に長い階段があり、体力に不安がある人にとっては予備知識としてお伝えしたい点です。

【アクセス】

・JR

JR日南線「南郷駅」まで
宮崎空港駅から 1,230円 (100分)
宮崎駅から   1,290円 (110分)
南宮崎駅から  1,110円 (90分)

南郷駅よりスタジアムまでは、1.2km(約20分)。
徒歩圏内に思えますが、スタジアム周辺は上り坂になっているため徒歩移動はおすすめしません。

・シャトルバス

キャンプ期間中は、無料シャトルバスが15〜30分おきに運行されているので、南郷駅からはこのバスを利用されるのがいいでしょう。

シャトルバスについてはこちら▶️ 埼玉西武ライオンズ南郷協力会

【宮崎市内周遊】三球バス

読売ジャイアンツ(サンマリンスタジアム宮崎)ー ソフトバンクホークス(アイビースタジアム)ー オリックスバッファローズ(SOKKENスタジアム)の3カ所を無料で周遊している「三球バス」。

公共交通機関のアクセスが整っていないキャンプ地がある中でありがたいサービスです。

・土日祝のみ運行
・1日6便

と制限もありますので、運行状況などは宮崎市観光サイトをご覧ください。

まとめ

今回は主に、プロ野球チームがキャンプで使用する球場を紹介しました。
車社会の宮崎では、アクセスに恵まれない場所もあるかと思いますが、クオリティの高い球場が集まっていることは間違いなく全国トップクラスですので、ぜひ足を運ばれてください。
その際に今回のブログの内容が参考になれば幸いです。

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